本場所
開催月 | 正式名称 | 通称 | 開催場所 |
1月 | 一月場所 | 初場所 | 両国国技館 |
3月 | 三月場所 | 春場所 | エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館) |
5月 | 五月場所 | 夏場所 | 両国国技館 |
7月 | 七月場所 | 名古屋場所 | ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館) |
9月 | 九月場所 | 秋場所 | 両国国技館 |
11月 | 十一月場所 | 九州場所 | 福岡国際会館 |
給与額は原則として年1回、理事会において見直すこととなっている。給与額は2001年に現行の金額となって以降2018年まで据え置きだったが、2018年11月の理事会の決定により、2019年1月場所から十両以上の力士の給料が増額されている。
関取の報酬
項目 | 横綱 | 大関 | 三役(関脇・小結) | 平幕(前頭) | 十両 |
月額給与 | 300万円 | 250万円 | 180万円 | 140万円 | 110万円 |
年額給与 | 3,600万円 | 3,000万円 | 2,160万円 | 1,680万円 | 1,320万円 |
年額賞与 | 600万円 | 500万円 | 360万円 | 280万円 | 220万円 |
特別手当 | 120万円 | 90万円 | 30万円 | ||
出張手当 | 115.5万円 | 99.7万円 | 85万円 | 74.5万円 | 68.2万円 |
力士補助金 | 7.5万円 | 7.5万円 | 7.5万円 | 7.5万円 | 7.5万円 |
力士褒賞金(1場所) | 60万円 | 40万円 | 24万円 | 24万円 | 16万円 |
年額報酬 | 4,803万円 | 3,937.2万円 | 2,786.5万円 | 2,186万円 | 1,711.7万円 |
- 力士褒賞金は、本場所ごとの最低支給金額(年額報酬では6場所分で計算)。
本場所特別手当
本場所特別手当は、小結以上の力士に対して本場所ごとに年6回支給される。11日間以上出場した場合は全額、6日-10日間出場した場合は3分の2、5日間以下の出場の場合は3分の1が支給され、全休(不戦敗も含む)の場合は支給されない。
横綱:200,000円
大関:150,000円
関脇・小結:50,000円
出張手当
出張手当は、3月場所、7月場所、11月場所の年3回、各場所ごとに次の通りの1日分支給金額を35日分[注 1]支給される。
横綱:宿泊費8,000円、日当3,000円
大関:宿泊費7,500円、日当2,000円
関脇・小結:宿泊費6,500円、日当1,600円
平幕:宿泊費5,700円、日当1,400円
十両:宿泊費5,300円、日当1,200円
力士褒賞金
力士褒賞金の最低支給標準額 | ||
番付 | 持ち給金 (最低額) | 最低支給額 (1場所ごと) |
横綱 | 150円 | 60万円 |
大関 | 100円 | 40万円 |
幕内 | 60円 | 24万円 |
十両 | 40円 | 16万円 |
力士養成員の報酬
幕下以下は「力士養成員」と呼ばれ、給与と力士褒賞金は支給されないが、場所手当と本場所の成績による幕下以下奨励金(勝ち星1つごとに支給される勝星奨励金と勝ち越した数に応じて支給される勝越金)が本場所ごとに年6回支給される。
幕下:165,000円
三段目:110,000円
序二段:88,000円
序ノ口:77,000円
(2019年1月現在)
項目 | 幕下 | 三段目 | 序二段 | 序ノ口 |
場所手当 | 165,000円 | 110,000円 | 88,000円 | 77,000円 |
年額報酬 | 990,000円 | 660,000円 | 528,000円 | 462,000円 |
勝星奨励金(1つあたり) | 2,500円 | 2,000円 | 1,500円 | 1,500円 |
勝越金(1つあたり) | 6,000円 | 4,500円 | 3,500円 | 3,500円 |
成績による場所ごとの収入の計算式を示すと次のようになる。
7戦全敗:場所手当のみ
1勝6敗:場所手当+勝星奨励金1勝分
2勝5敗:場所手当+勝星奨励金2勝分
3勝4敗:場所手当+勝星奨励金3勝分
4勝3敗:場所手当+勝星奨励金4勝分+勝越金1点分
5勝2敗:場所手当+勝星奨励金5勝分+勝越金3点分
6勝1敗:場所手当+勝星奨励金6勝分+勝越金5点分
7戦全勝:場所手当+勝星奨励金7勝分+勝越金7点分
養老金
(2006年1月現在、単位:円)
横綱 | 大関 | 三役 | 平幕 | 十両 | |
資格者 | 15,000,000 | 10,000,000 | 7,630,000 | 7,630,000 | 4,750,000 |
非資格者 | — | — | 7,630,000 | 4,750,000+(勤続場所数-1)×120,000 | 1,150,000+(勤続場所数-1)×150,000 |
勤続加算金
(2006年1月現在、単位:円)
横綱 | 大関 | 三役 | 平幕 | 十両 | |
横綱 | 500,000 | 400,000 | 250,000 | 200,000 | 150,000 |
大関 | — | 400,000 | 250,000 | 200,000 | 150,000 |
三役 | — | — | 250,000 | 200,000 (150,000) | 150,000 |
平幕 | — | — | — | 200,000 (150,000) | 150,000 |
十両 | — | — | — | — | 150,000 |
特別功労金
横綱・大関には、現役引退時に理事会の決議により養老金および勤続加算金とは別に特別功労金が支給される。
かつては、支給額は公表されていたが、2005年4月1日から個人情報保護法が施行されたことにより、同年5月場所から支給額は非公表となった。この措置に対しては公益法人たる財団法人日本相撲協会の方針として不適切であるとの意見もある。