大相撲 四股名の由来(2023年3月場所の幕内力士+幕内昇進予定2名)🧐

豆知識

照ノ富士

師匠旭富士(9代伊勢ヶ濱)と照國(6代伊勢ヶ濱)の横綱2人にちなんでつけられた。

貴景勝

新入幕当時の師匠、貴乃花親方(元横綱)が尊敬する戦国武将の上杉謙信の後継者、景勝にちなんでつけられた。

霧馬山

陸奥親方の現役時代の四股名である霧島の「霧」、部屋の所属する時津風一門で、時津風部屋の創設者・双葉山から、読みの「ばやま」をもらってつけられた。

若隆景

「若」は、祖父(若葉山)と父(若信夫)の四股名から、「隆景」は毛利三兄弟の三男・小早川隆景にちなんでつけられた。

豊昇龍

師匠の立浪(元小結・旭豊)の現役時代の四股名の「豊」と叔父である朝青龍の「龍」を一字づつ採り、「しょう」は、『横綱まで昇り詰めたい』という豊昇龍の意思を踏まえてつけられた。

若元春

「若」は、祖父(若葉山)と父(若信夫)の四股名から、「元春」は毛利三兄弟の次男・吉川元春にちなんでつけられた。

琴ノ若

新十両昇進に合わせて改名したもので、父親の現役時代の四股名である「琴ノ若」を継承するとともに、祖父琴櫻傑將の四股名からも「傑」の一字を取ってつけられた。

大栄翔

「栄」は出身の埼玉栄高校から。 初めは大翔栄と名乗っていたが「栄の字が最後に来ると怪我をする」と言われ、実際その直後に怪我をしたので、「栄」と「翔」をひっくり返して今の四股名に改名した。

翔猿

「申(さる)年」生まれから。
さらに、猿のように小回りよく機敏に動き回る、素早く動く取り口であるということからつけられた。

玉鷲

はっきりしていないが、「玉」は片男波部屋の伝統で、「鷲」はモンゴルの鳥なので、それにちなんでつけられたようだ。

正代

本名「正代直也」(しょうだい なおや)と言う。
つまり本名をそのまま四股名にしている。

阿炎

阿修羅の様に燃える心と、音の響き「あび」「アビー」「a baby」から。「a baby」は錣山親方の子供時代の呼び名だったのだとか。それらにちなんでつけられたよう。

竜電

出身の竜王中学と江戸時代の最強力士の雷電から採ってつけられた。

御嶽海

地元・上松町から望める御嶽山と出羽海部屋の「海」を合わせてつけられた。

錦木

旧盛岡領、秋田県鹿角市の錦木塚に由来する。 江戸時代以来何人もの南部力士が名乗って来た由緒ある四股名。

阿武咲

親方の阿武松(おうのまつ)から「阿武」を貰い受け、「咲」は、地元青森の恩師から名付けてもらった。「土俵の上で花が咲くように」
という、とても素敵な意味合いでつけられた。

明生

本名の「川畑明生」からつけられた。本名の由来は明るく生きるという思いから。

琴勝峰

師匠の四股名の「琴」、母親の名前から「勝」、さらに上を目指すという意味で「峰」である。

翠富士

「翠」は、翡翠は磨けば磨くほど光るということが由来である。
四股名候補には「焼津富士」もあった。四股名に拘りの無い師匠は適当に出身地の地名を含む四股名で良いのではないかと考えていたが、「焼」の字は縁起が悪いと後援者に反対されて見送りとなったという話がある。

遠藤

本当は新十両昇進を機に本名から改名するつもりだったが、本人も師匠の追手風親方も「今回上がるのは厳しい」と考えていたため、四股名を決めていなかった。そのため改名は見送り、「遠藤」のまましばらくいくことに…その内人気が上がり「遠藤」の名前が浸透してきたのでそのままになっているようだ。

佐田の海

父親が初代佐田の海。そこからつけられた。父親は千代の富士全盛期の80年代に活躍した力士。速攻を得意とし、玄人から好まれていた。その長男である。

北勝富士

師匠の八角親方の現役名「北勝海」と、師匠の師匠で現在は大相撲の解説者の「北の富士」から採ってつけられた。

高安

本名から。「十両昇進時、先代の鳴戸親方(元横綱・隆の里)が四股名をつけようとしたところ、高安の父親から“天智天皇(中大兄皇子)の頃からの由緒正しい名前なので残してほしい”と懇願された」という経緯がある。

一山本

本名「山本」。9画が縁起が良いと、大相撲に勧誘した母校の先輩元幕下の神光が考えて命名したことによる。

宇良

本名の宇良和輝から。大阪府寝屋川市出身だが父親が沖縄県出身なので、ルーツは沖縄にあるのではと言われている。

碧山

師匠である14代田子ノ浦(元幕内・久島海)から「山と川どちらが好きか」と尋ねられ、本人が「山」と答えたため「碧山」という四股名に決まった。

平戸海

出身地の長崎県平戸市に由来する。

妙義龍

本名である「宮本」から、「いろいろな技を出せるように」という意味を込めて、埼玉栄高校時代の恩師らと考案した「妙義龍」へと変更した。

錦富士

「錦」は、安治川(あじがわ)親方の現役時代の安美錦の四股名に由来。
安美錦の現役時代には付き人も務めていた錦富士なので同じ青森出身ということもあり親密で深い付き合いとなっている。

東龍

不明?

隆の勝

19代千賀ノ浦親方の現役時代の舛田山の「舛」をもらって舛ノ勝だった。新十両昇格と同時に20代千賀ノ浦親方隆三杉の「隆」をもらって隆の勝となった。

十両昇進と同時に輝 大士へと改名。 「輝」は、2015年3月14日に地元石川県まで延伸開業する北陸新幹線で、東京駅と金沢駅を結ぶ最速列車として設定される「かがやき」に因んでおり、「大士」は親戚である元横綱の輪島大士にあやかった。

宝富士

「各界の宝になれ」という意味がこめられている。

大翔鵬

追手風の現役時代の四股名である「大翔山」から「大翔」を、同郷出身で一門の先輩となった横綱白鵬から「鵬」 を採ったものである。

琴恵光

佐渡ヶ嶽部屋伝統の「琴」に、祖父のしこ名「松恵山」から「恵」、より光輝けるようにと「光」を合わせて付けられた。
ちなみに入門時は本名の「柏谷」に「琴」を付けた「琴柏谷」と名乗っていた。

金峰山

師匠・11代木瀬「元幕内・肥後ノ海」の故郷にある金峰山に由来する。

武将山

藤島親方から新しい四股名の候補があるか尋ねられた際に「昔からの力士らしい四股名」を希望して名付けてもらった。

北青鵬

出身である北海道の「北」、モンゴルの空から「青」、白鵬の「鵬」からきている。

王鵬

祖父の四股名「大鵬」から一文字もらい、名付けた。昭和の大横綱と同じ四股名は名乗れないから、「大」を「王」にして「王鵬」とした。

千代翔馬

「翔馬」から「千代翔馬」に改名。九重部屋は「千代」を継承して四股名をつけている。

剣翔

「剣翔」の「剣」は本名の「剣太郎」から採った。「翔」は追手風部屋の力士がよく使っている。ちなみに下の名前は「桃太郎」。

水戸龍

親方が「水戸泉」でそこから「水戸」をもらい、龍をつけて水戸龍となった。最終的には、姓名判断占いによってこの名を親方が選んだと言われている。

朝乃山

「朝」の文字は、朝乃山が所属する「高砂部屋」伝統の一文字から。「山」は、故郷の富山県出身の横綱「太刀山」から。
ちなみに下の名前「英樹」は高校時代の恩師の名前(朝乃山の幕下優勝を見届けた翌日に亡くなっている)。

逸ノ城

日本国籍取得前の本名「イチンノロブ」の「イチ」、人並み外れた才能を持つ「逸材」(湊談)の”逸”と相撲留学をしていた鳥取城北高校から”城”を取り、「逸ノ城」と名付けられた。

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