2025年1月場所（4日目）💥

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狼雅（前頭8）・・・右太もも裏を痛めた影響で「受傷日から約１０日間の治療を要する」

北勝富士（前頭14）・・・右膝膝蓋（しつがい）骨脱臼の手術後、腰椎椎間板ヘルニアで１月中の安静加療を要する

白星

（大関）豊昇龍（4勝0敗）

（小結）阿炎（3勝1敗）、若隆景（2勝2敗）

黒星

（横綱）照ノ富士（2勝2敗）

（大関）琴櫻（1勝3敗）、大の里（2勝2敗）

（関脇）若元春（1勝3敗）、大栄翔（3勝1敗）

狼雅、5日目から出場　大相撲初場所

右太もも裏を痛めて大相撲初場所を初日から休場していた東前頭8枚目、狼雅（25）＝本名アマルトゥブシン・アマルサナー、ロシア出身、二子山部屋＝の出場が15日、決まった。

《波乱の初場所》角界を知り尽くす94歳相撲ジャーナリストが見通す「琴櫻と豊昇龍が横綱同時昇進する唯一の条件」

初場所は波乱含みの幕開けとなった。背水の陣で土俵に上がった横綱・照ノ富士だったが、初日はわずか1秒で敗れた。念願の大銀杏を結っての最初の一番で大関・大の里にも黒星がついた。綱取りに挑む大関・琴櫻は2日目と3日目に連敗。初日から3連勝を決めたのはもうひとりの綱取りとなる大関・豊昇龍だけだった。

友風が３勝目　動きの良さを支えるのは部屋に設置されている酸素ルーム

西十両７枚目・友風（中村）が西８枚目・水戸龍（錦戸）を押し出して３勝１敗とした。自画自賛の相撲内容だった。「立ち合いからの流れが最後まで続いてくれました。完璧でした」。頭で当たって水戸龍の体をはじいて圧力をかけ続けて押し出した。

８場所ぶりの再入幕の伯桜鵬が初黒星　湘南乃海のはたきについて行けず

８場所ぶりの再入幕の東前頭１５枚目・伯桜鵬（伊勢ケ浜）が、同１３枚目・湘南乃海（高田川）にはたき込まれ、初黒星となった。立ち合いから押し込まれ、はたきについて行けなかった。

玉鷲に軍配　３戦全勝同士の対戦　吹っ飛ばされた尊富士は苦笑い？

西前頭１１目・尊富士（伊勢ケ浜）と、東前頭１０枚目・玉鷲（片男波）の３戦全勝同士の対戦は、玉鷲が尊富士を押し出した。突き合いとなったが、尊富士が引いたところを玉鷲が押し出した。

宇良が「伝え反り」の珍手で２勝目　高安に勝利　解説者も「驚きましたね。宇良にしかできない」

宇良が伝え反りの珍手で、高安に勝ち２勝目を挙げた。宇良の伝え反りは１年前の初場所千秋楽で竜電に勝って以来。２２年秋場所でも決めている。ＮＨＫテレビ中継の解説者も思わず「驚きましたね。宇良にしかできない」とコメントした。

王鵬が４連勝　大栄翔との全勝同士の対戦を土俵際で逆転

関脇・大栄翔（追手風）と西前頭３枚目・王鵬（大嶽）の全勝同士の対戦は、王鵬が引き落として勝利。大栄翔の押しに土俵際までつまったが、王鵬は相手の手をたぐり、逆転した。

綱とりさらに遠のく…琴桜３連敗、苦手霧島に敗れる、昇進確率０％から状況より悪化

大関琴桜（27＝佐渡ケ嶽）が西前頭筆頭の霧島に敗れて3連敗を喫し、綱とりがさらに遠のいた。霧島とは十両時代も含めると過去4勝13敗だった。合口の悪い相手に、また苦杯をなめさせられた。

横綱照ノ富士が２敗目、“くせ者”前頭翔猿にまたも不覚を取る　２勝２敗と星が五分に戻る

横綱照ノ富士（33＝伊勢ケ浜）が、2敗目を喫し、2勝2敗と星が五分に戻った。

　取組前までの直近6度の対戦が、1つの不戦敗を含めて3勝3敗と、得意とは言えない前頭翔猿に敗れた。2、3日目に連勝を飾り、白星を先行させた矢先に“くせ者”にまたも不覚を取った。