白鵬翔(はくほうしょう)
通算成績
幕内最高優勝:45回 (歴代1位・ギネス世界記録) | ||||||
1月場所 | 3月場所 | 5月場所 | 7月場所 | 9月場所 | 11月場所 | |
2006年(1回) | 13勝2敗 | 13勝2敗 | 14勝1敗 (初優勝) | 13勝2敗 | 8勝7敗 | 休場 |
2007年(4回) | 10勝5敗 | 13勝2敗 (2回) | 15勝全勝 (3回) | 11勝4敗 | 13勝2敗 (4回) | 12勝3敗 (5回) |
2008年(4回) | 14勝1敗 (6回) | 12勝3敗 | 11勝4敗 | 15勝全勝 (7回) | 14勝1敗 (8回) | 13勝2敗 (9回) |
2009年(4回) | 14勝1敗 (10回) | 15勝全勝 (11回) | 14勝1敗 | 14勝1敗 (12回) | 14勝1敗 | 15勝全勝 (13回) |
2010年(5回) | 12勝3敗 | 15勝全勝 (14回) | 15勝全勝 (15回) | 15勝全勝 (16回) | 15勝全勝 (17回) | 14勝1敗 (18回) |
2011年(4回) | 14勝1敗 (19回) | 中止 | 13勝2敗 (20回) | 12勝3敗 | 13勝2敗 (21回) | 14勝1敗 (22回) |
2012年(2回) | 12勝3敗 | 13勝2敗 (23回) | 10勝5敗 | 14勝1敗 | 13勝2敗 | 14勝1敗 (24回) |
2013年(4回) | 12勝3敗 | 15勝全勝 (25回) | 15勝全勝 (26回) | 13勝2敗 (27回) | 14勝1敗 (28回) | 13勝2敗 |
2014年(4回) | 14勝1敗 (29回) | 12勝3敗 | 14勝1敗 (30回) | 13勝2敗 | 14勝1敗 (31回) | 14勝1敗 (32回) |
2015年(3回) | 15勝全勝 (33回) | 14勝1敗 (34回) | 11勝4敗 | 14勝1敗 (35回) | 0勝3敗 12休 | 12勝3敗 |
2016年(2回) | 12勝3敗 | 14勝1敗 (36回) | 15勝全勝 (37回) | 10勝5敗 | 休場 | 11勝4敗 |
2017年(3回) | 11勝4敗 | 2勝3敗 10休 | 15勝全勝 (38回) | 14勝1敗 (39回) | 休場 | 14勝1敗 (40回) |
2018年(1回) | 2勝3敗 10休 | 休場 | 11勝4敗 | 3勝1敗 11休 | 15勝全勝 (41回) | 休場 |
2019年(2回) | 10勝4敗 1休 | 15勝全勝 (42回) | 休場 | 12勝3敗 | 0勝2敗 13休 | 14勝1敗 (43回) |
2020年(1回) | 1勝3敗 11休 | 13勝2敗 (44回) | 中止 | 10勝3敗 2休 | 休場 | 休場 |
2021年(1回) | 休場 | 2勝1敗 12休 | 休場 | 15勝全勝 (45回) | 休場 | 引退 |
横綱在位中の優勝回数:42回(歴代1位)
大関在位中の優勝回数:3回
平成時代の優勝回数:42回(歴代1位)
令和時代の優勝回数:3回(歴代2位)
場所別優勝回数(東京場所:19回 地方場所:26回。いずれも歴代1位)
連覇の記録
7連覇(2010年3月場所 – 2011年5月技量審査場所。朝青龍と並んで歴代1位タイ)
6連覇(2014年5月場所 – 2015年3月場所)
4連覇(2013年3月場所 – 2013年9月場所)
3連覇(2007年9月場所 – 2008年1月場所、2008年7月場所 – 2008年11月場所)
2連覇(2007年3月場所 – 2007年5月場所、2011年9月場所 – 2011年11月場所、2016年3月場所 – 2016年5月場所、2017年5月場所 – 2017年7月場所)
ニュース
2021年秋場所後に引退した元横綱白鵬の宮城野親方(37)が、最後の横綱土俵入り、断髪式を行う。午前11時の引退相撲開始を前に、午前10時に開場。最後の土俵入りは、太刀持ちに大関貴景勝、露払いに関脇豊昇龍を従えて行うことが、来場者に配布された式次第で発表された。
貴景勝は22日まで行われた初場所で3度目の優勝を飾り、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)は連続優勝、横綱昇進を目指している。横綱照ノ富士が休場した初場所では、4場所連続の平幕優勝を阻止した「看板力士」。史上最多の優勝45回など、数々の記録を打ち立てた大横綱の最後の勇姿に花を添える。
豊昇龍は昨年11月の九州場所では、関脇で11勝を挙げるなど、次期大関候補の呼び声が高い。初場所は左足首を痛めて途中休場したが、再出場して8勝7敗と勝ち越し。負けん気の強さは叔父の元横綱朝青龍譲りだ。白鵬にとっては、モンゴル出身の先輩横綱で、ライバルでもあった朝青龍のおいを、大銀杏(おおいちょう)を結って行う最後の土俵入りの露払いに指名。貴景勝とともに、今後の相撲界を引っ張っていってほしいという、期待の高さの表れとなった。
1回戦で雷鵬、準決勝で大谷を破って勝ち上がると、優勝決定戦では春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)で新十両昇進が決まっている落合を下手出し投げで破った。
昨年9月の秋場所で幕下付け出し15枚目格からデビューした川副は、ざんばらで、まげを結うことができないが、これまで3場所全てで勝ち越している。
午前11時過ぎから始まった引退相撲のオープニングセレモニーでは、歌舞伎役者の市川團十郎が「三番叟(さんばそう)」を披露。演目を披露する前には、司会の元NHKアナウンサー刈屋富士雄氏が「日本の伝統芸能を象徴する演目」と説明。團十郎は西の花道から、鶴が描かれた鮮やかな着物姿で登場した。10分近い演目を終えると、観衆から大きな拍手が起きた。
土俵上では、引退相撲の“メインイベント”とも言える断髪式が始まった。森喜朗氏、鳩山由紀夫氏の首相経験者、プロ野球巨人・原辰徳監督、「X JAPAN」のYOSHIKI、歌手の松山千春らが、はさみを入れた。予定では約300人がはさみを入れ、最後は師匠だった間垣親方(元幕内・竹葉山)が止めばさみとなっている。
大相撲史上最多45回の優勝を誇る最強横綱は、2021年秋場所後の9月30日に現役を引退。通例なら半年ほどで引退相撲を開催する運びだったが、新型コロナウイルスの影響を受け、この日の開催となった。
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