大相撲春場所は26日、エディオンアリーナ大阪で千秋楽の取組が行われ、関脇・霧馬山(26=陸奥部屋)が本割、優勝決定戦で小結・大栄翔(29=追手風部屋)に連勝し、初優勝を決めた。新関脇での優勝は清水川、双葉山、そして昨年春の若隆景以来となる史上4人目。元大関・霧島の陸奥親方が1997年に部屋を継承して以来、陸奥部屋にとっては初の賜杯となった。
単独トップの大栄翔と1差の11勝3敗で千秋楽を迎えた霧馬山は、本割では土俵際で逆転し突き落としで勝利。12勝3敗で並んで優勝決定戦へ持ち込むと、物言いのついた一番を突き落としで制して初の賜杯を手にした。
笑顔、笑顔の霧馬山の優勝インタビューは以下の通り。
初優勝を決めた今の気持ちをお願いします。
本当うれしくて本当凄く緊張しています。
決定戦で物言いを待っていた時の気持ちはどうでしたか。
全然分からなかったので“霧馬山の勝ち”と聞いた瞬間(両手を上にアゲるジェスチャー)こうなっちゃいました(笑い)。どこにいるのか分からない感じです。
緊張はありましたか?
ちょっと緊張したけど、自分の相撲を取るという気持ちで・・・
本割、決定戦とも攻め込まれる内容でしたが、いかがでしたか。
そんな良い相撲じゃなかったけど最後勝って、最高でした。
優勝はいつごろ意識していましたか?
全然考えられなかったので一日一番って気持ちで、はい。
入門した8年前は100キロもなかった少年がここまできましたね。
最初何も分からないところから8年で初めて優勝できて最高です。
優勝できた要因はなんだと思いますか?
同じ気持ちで、はい。
来場所は大関獲りになるとおもいますが・・・。
頑張ります。15日間一日一番しっかり頑張ります。
この喜びを誰に伝えたいですか?
一番最初に親方に挨拶したいです。
来場所への意気込みをお願いします。
頑張ります。
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